野菜を育て始めた最初の年に育てた実ものはミニトマト、なす、ピーマン。そのうち、どうしようもなくだめだったのがミニトマトでした。
苗は大きく生長し、花もどんどん咲くのですが、その花が茎ごとぽろりと落ちてしまい、ちっとも実にならないのです。咲いては落ちて、咲いては落ちて。
今は苗はすべて「らでいっしゅぼーや」で購入していますが、最初の年は
ハーバルメモリーで購入しました。それで、思い切って相談してみました。そしたら、考えられる原因は次の二つとのことでした。
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受粉していない。全然風が吹かないところだと、受粉できないので、苗ごと揺すってあげるといい。
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肥料のあげすぎ。あまりにも肥料をあげてしまうと、トマトは現状に満足してしまい、子孫=実を残そうとしない。
肥料のあげすぎは多分ないと思いました。とりあえず、苗を思いっきり揺すってみました。何度も。「受粉しろーっ」と。
でも、何も状況は改善されず。苗が届いたときに、最初から実が一つついていましたが、それを最後に実はまったくできず、育てたはいいものの、一粒だけしか食べられなかったとっても悲しいキッチンガーデンでした。
今から思えば、一番の原因は日当たりの悪さでしょう。当時はマンションのベランダで育てていましたが、まともに日が当たるのは午前中だけでした。
それから、脇芽の管理が甘かった。その頃参考にしていた本には、「摘心したら脇芽も伸ばす」となっていましたが、プランターの場合は徹底して脇芽は摘んだ方がいいみたいです。食べ尽くしたら脇芽も伸ばして良いのでしょうけど。
その年の冬に南向きの一戸建てに引っ越したので、次のシーズンから日当たりは解消されました。水と肥料をあげて、脇芽さえ摘んでいれば、あとは何もしなくても勝手にどんどん実がなります。
それから、最初の年と2年目以降の違う点は、
・苗・土・肥料を「らでいっしゅ」で購入
・
バイオポストを使用
です。
ただ、ハーバルメモリーもいい苗だったと思います。その時買ったローズマリーとにら、今も元気に育っています。